どんなメリットとデメリットがあるの?
救急蘇生処置が必要な人や応急処置が必要な人など、さまざまな状態の患者さんに対応している救急外来は心身ともにハードな職場ですが、対応しているうちに幅広い知識や高い看護スキルが自然と身についてきます。これは外科だけでなく小児科や整形外科、脳神経外科や循環器科などさまざまな診療科の症例を扱う救急外来だからこそ、培うことができるスキルです。また、さまざまな症例に対応するためには勉強が欠かせませんが、学ぶことが多い救急外来だから描けるキャリアプランもあります。
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救急外来だからこそ培われたスキル
救急外来に運ばれてくるのは外科的な治療が必要な患者さんだけではありません。脳神経外科や循環器科、小児科や整形外科などさまざまな症例の患者さんが来院するため、患者さんに対応しているうちに幅広い知識や看護スキルが自然と身についてきます。また、一刻を争う患者さんも多く迅速に対応しなければならないため、救急看護師は判断を迷っている余裕はありません。どんな状況でも落ち着いて対処できるように心がけているうちに冷静に対応できるスキルも身につきます。
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心身ともに「ハード」な仕事
緊急度の高い患者さんを少ない情報で正確な判断を下し、迅速に処置しなければならない救急外来はミスが許されない厳しい職場です。特に看護師は患者さんの処置だけでなくご家族のケアも行わなければならないため精神的にも体力的にも厳しく、たくさんある看護師の職場の中でも最もハードな職場かもしれません。特に、最近ではクレームや無理な要求をしてくるモンスターペイシェントも多いため、それらの対応に追われてストレスや精神的な疲労を溜めてしまうことも多いです。
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救急看護師だから描けるキャリアプラン
さまざまな状態の患者さんが運ばれてくる救急外来では患者さんの診察や治療が重なってしまうことも珍しいことではありません。その場合、もし医師が対応できなければ看護師が代わりに許される範囲で対応しますが、適切に処置するためには幅広い知識や高い看護スキルが必要です。すぐに判断するためにも常に勉強し続けなければならないため大変ですが、自身を成長させるには最適の職場です。救急外来だからできるスキルアップやキャリアプランについてまとめていきます。
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救急看護師の給与事情
比較的高水準の給与を得やすいことは、救急看護師のメリットに挙げられます。基本給そのものが高いケースもありますが、ほとんどの場合は給与の内訳にある夜勤手当や残業手当、特殊勤務手当などの諸手当が高給与に結びついています。たとえば夜間の救急外来などは夜勤手当がつくので、夜勤の数が多いほど手当が加算されます。ただし、場合によっては救急看護師もその恩恵をあまり受けられないことがあるため、給与の内訳や自身が支給対象になるのかは事前に確認しておくと安心です。
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