転職サイトを利用するときに注意したいこと
たくさんのサービスで求職者をサポートしてくれる転職サイトは心強い存在ですが、サービスを最大限に活用するためにはいくつかのポイントをしっかりとおさえておく必要があります。
転職活動の主役は自分!
転職サイトに登録すると入職するまでさまざまなサービスでバックアップしてくれます。至れり尽くせりでサービスしてくれるため転職サイトに任せっぱなしにしてしまう人もいますが、実際に転職先を選ぶのはコンサルタントではなく自分ですし、採用するかどうかを決めるのは病院です。コンサルタントに任せたからといって必ずしも希望の条件とマッチしている病院とは限りません。転職サイトにすべて任せっぱなしにせず、自分の未来を決めるのは自分自身だということを忘れないようにしましょう。
自分の対応がそのまま跳ね返る
転職サイトを利用して転職活動をする場合はコンサルタントと二人三脚ですすめていきますが、いくら転職活動に精通しているといってもコンサルタントも一人の人間です。何度電話しても連絡がつかない求職者よりは熱意があって積極的な求職者を優先してしまうのも仕方がありません。希望の条件に合う転職先を見つけるには、コンサルタントを「ただ求人を紹介してくれる人」ではなく「重要なパートナー」として接するのがポイントです。
希望はしっかり伝える
コンサルタントは転職活動を成功に導くためにサポートするのが仕事です。希望の条件がはっきりせず曖昧だとどのようにサポートすればいいのかコンサルタントも迷ってしまうので、遠慮せずはっきりと伝えるようにしましょう。希望の条件が明確になればその目標に向かって一緒に考えてもらうこともできますし、より的確なアドバイスがもらえます。
本音で話す
プライベートな事情で転職する場合、コンサルタントに自分の状況や希望を伝えることをためらってしまう人もいます。ですが、コンサルタントは求職者の言葉に従って求人を探してサポートするのが仕事なので本音を伝えなければ納得のいく転職先を見つけることはできません。表面的な相談ではなく「給料をアップしたい」「人間関係でこじれたから違う職場を探している」など、自分にとって譲れないポイントは隠さずに伝えましょう。
覚悟を持つ
転職活動をすすめていくうちに「本当にここで大丈夫なのか」という不安も出てくるかもしれません。転職サイトを利用していると「コンサルタントがすすめてくれたから」という理由で決めてしまう人がいますが、受け身のままで転職を決めてしまうと希望と違っていた場合やトラブルが起きた場合にコンサルタントのせいにしてしまいがちです。
ですが、入職してしまったら後戻りはできません。コンサルタントからすすめられたからといって実際にどうするかを決めたのは、自分です。人の言葉に従うのではなく納得できるまでしっかりと考えることが大切です。